事業紹介

ものづくりを支え、暮らしを守るのは、技術力。
さまざまな測定シーンに対応する、東京測器の製品・サービス

ひずみゲージ

約8,000種、あらゆるニーズに対応

構造物のひずみ(ごく小さな変形)を検出するためのセンサーで、東京測器研究所の主力製品です。一般的には薄い金属でできており、特殊な接着剤を使って対象物に貼り付け、その電気抵抗値の変化によってひずみを測定します。身近なところでは体重計のセンサーとして活躍しているほか、橋やビルといった建築物の強度や寿命を調べることができるため、防災事業やインフラ整備の分野で役立っています。

変換器

高精度・安定品質を実現

ひずみゲージにより検出されたひずみは、そのままでは扱うことができません。変換器を使って物理量を電気的に変換し、数値で表されることで初めて測定や解析が可能になります。東京測器のひずみゲージ式変換器は、新材料や各種構造物の試験研究、輸送・交通システムにおける安全性確認、トンネルや橋梁などの土木建築における保守や施工管理等、幅広い分野で活用されています。

測定器

高精度な測定に対応

ひずみゲージ・変換器と組み合わせて、抵抗変化を電圧の変化に置き換えて増幅、データとして取り出すための装置で、「データロガー」という名称で広く用いられています。東京測器の測定器は機能と操作性の向上をテーマに開発しており、タッチパネルによる操作性や無線LANの搭載、スマートフォンでのモニター・データ収録を可能にするなど、さらなる拡張性を提供し続けています。

自動車関連計測システム

走行時の車軸にかかる6分力荷重や
トルク、変位量などを計測する
総合型システム

自動車の車両を開発する際には、エンジンや電装部のメンテナンス・駆動輪への効果的な動力伝達性・乗り心地を左右する走行安定性・走行を制御するブレーキ制動性など、安全を確保するためのさまざまな計測が必要になります。東京測器では各種センサーやレコーダーを組み合わせたオールインワンのシステムを構築することも可能で、多様なニーズへの対応を実現しています。

特殊測定システム

センサと測定器を一体型に開発した
特殊な測定システム

地盤の剛性を測定する装置であるFWD(Falling Weight Deflectometer)。従来のFWDは大きく車載型でしたが、人の手で持ち運べる小型軽量版を開発しました。そのほかにも、専門知識がなくてもコンクリート構造物のひび割れ判定ができる検知センサー、二枚貝の動きの変化により赤潮や貧酸素などの海の環境以上を検知するセンサー「貝リンガル」など、さまざまなシーンで技術を活用しています。

計測ソフトウェア ビジュアル・ロ

多チャンネル自動計測の
ソフトウェア、ビジュアル・ログ

多種センサーを同時に接続し、パソコン上で定期的にデータを収集・分析する計測ソフト「ビジュアル・ログ」。東京測器では「だれでも、どこでも、簡単におこなえる計測」をテーマに、計測のためのソフトウェアも積極的に開発しています。わかりやすい操作性と高い安定性をもっており、グラフ等のビジュアル表現に長けるため、報告書作成などの業務で力を発揮します。