計測技術部(計測課)

計測技術部(計測課)

「使う人」の、いちばん近くで。

製造業である東京測器が、ひとつの事業として行っている計測サービス。大手ゼネコンや研究機関からの依頼で自社製品の施工、現場での計測業務を行っています。クライアントと同じ目線で仕事をするので、営業がアプローチをかけるための情報を吸い上げたり、製品の使用感に関する意見を製造に伝えたりといった役割も担っています。

(計測課)

01. 入社理由

背中を押したのは、安心感。

学生時代、材料力学の基礎を学ぶ授業でひずみゲージを使ったことが、弊社と私の最初の出会いでした。もともと工業高校出身でもある私は、ものづくりが好きなほうでしたが、東京測器の「現場を支えるものづくり」は特に興味深く感じ、就職活動の際に桐生工場を見学してみることにしました。そのときはひずみゲージ以外にどんな製品を作っている会社なのか全く知らない状態でしたが、学生からのあらゆる質問に優しく誠実に答えてくれる社員の方々の姿勢を見て、ここで働いてみたいと思うようになりました。見学した全ての部署で共通していたので、「どこに配属されても大丈夫そうだ」と感じたのも入社を決意できた大きな理由ですね。

02. 仕事内容、仕事のやりがい

社会になくてはならない、小さくて大きな仕事。

主に土木建設現場における計測業務を行っています。自社製品を使って橋などの建造物の耐久度、つまり寿命を調べ、健全な状態かどうかをチェックします。「ひずみ」は目に見えないほど小さく、場合によっては顕微鏡の世界よりも細かいこともあります。そんな小さなものを測ることで建物の寿命がわかるなんて、ちょっとイメージしづらいかもしれません。でも、一度作った建造物はかならず老朽化していきますから、今後もずっと必要とされる仕事です。また、入社当初は学校で得た知識しか持っていませんでしたが、いろいろな分野のプロの方とともに働く中で幅広いスキルが身についていく実感があり、大きなモチベーションになっています。

03. 会社の雰囲気、いいところ

お互いに信頼して働くということ。

入ったばかりの頃は当然わからないことだらけですし、今でも日々の仕事の中で疑問が生まれることがありますが、先輩方は何度でも相談に乗ってくれるので、安心して仕事を覚えられます。そして逆に、若手の自分が持っている情報が会社にとっての「新しい知識」として重宝されることもあり、それぞれがスキルを補い合っている印象です。先輩方とは、休日も一緒に遊びに出かけることもありますよ。また、計測技術部では2日〜5日ほどの短期出張の機会があり、日本全国の名産や歴史に触れられることも魅力的です。先日仙台に行った際には、テレビで特集されていたお店でランチを楽しみました。

04. 就活生へメッセージ

自分が働く姿をイメージしてみる。

就職先を検討する際に大切なのは、自分がその会社で働いているイメージができるかどうか。そのためには、募集要項に載っていない情報をつかむことも必要です。会社を見学すると、そこで働く人々が仕事に臨むときの表情や態度をリアルに感じられ、「きちんと休みが取れているか」「人間関係に問題はないか」など、いろいろなことが分かります。また、働いている人の年齢層にも注目してみてください。年齢が近い先輩や上司がいると、共通の趣味などを話題にすることができ、休憩時間の居心地が格段によくなります。職場は長い時間を過ごす場所なので、自分にとって適している環境かどうかはしっかりチェックしておくべきでしょう。