開発(設計・開発)

開発設計(設計・開発)

学びを活かす。
楽しく突き詰める。

設計や開発は、製造よりも手前にある、ものづくりにおける「最初の仕事」。東京測器という会社の顔となる製品をゼロから生み出し、根幹から会社を支える大切な役割です。蓄積された技術と発想を組み合わせ、スクラップ&ビルドを繰り返して会社の前進に貢献します。こだわりを持って、手応えを感じながら働きたい方におすすめの仕事です。

01. 入社理由

ものづくりを、最後まで見届けたい。

大学でグラフィックやプロダクトのデザインを学んでいたことから、設計や開発に関する仕事、学生時代に学んだことを活かせる仕事に就きたいと考えていました。いくつかの企業が候補にありましたが、東京測器の工場を見学した際、単純に設計するだけでなく「こういった製品が作りたい」という提案・イメージスケッチから、完成して宣伝・PRするところまで携われることを知り、これまでに学んだデザインのスキルが役に立つのではないかと思いました。また、製品に思い入れを持って最後まで関われることは大きな働きがいになると感じ、入社を決意しました。

02. 仕事内容、仕事のやりがい

創意工夫してアイデアを形にする面白さ。

大きく分けて「筐体設計」「パッケージや資料のデザイン」「治具設計」の3つの仕事を行っています。製品の「箱」の部分である筐体の設計は、使いやすさに直結します。いくつか候補を発案したのち、コスト面の課題や加工の実現可能性を考慮しながら最終的な形を決定していきます。グラフィックデザインは製品パッケージの改良がメインで、ソフトウェアとタブレットを使って制作します。治具とは製品を固定する補助具のことで、社内のみで使う道具なので、色や形を好きなように設計できるのが密かな楽しみです。もちろん、どの仕事においても制限はありますが、特定の条件の中で創意工夫してアイデアを形にする面白さを感じています。

03. 会社の雰囲気、いいところ

提案できるから、個人の能力が活きる。

やってみたいと思ったことに対して、「とりあえず作ってみようか」と言ってもらえる環境です。たとえば、ちょっと変わった加工をしてみたい、こんな色を使ってみたいといった提案を出せば、いろいろチャレンジさせてもらえます。若い人の意見はあまり聞いてもらえないんじゃないか?と心配に思う方もいるかもしれませんが、弊社ではむしろ「こうしたら面白そうです!」と自分から言いたくなるような雰囲気があります。また私は趣味で裁縫をしているのですが、それがきっかけで測定器カバーのデザインを担当することになりました。先輩や上司、同僚がみんなでそれぞれのスキルを活かしあっている会社だと思います。

04. 就活生へメッセージ

失敗を恐れすぎず、自分の心の声を聞く。

どんな条件で就職活動をするかは人それぞれですが、私が特に重視したのは「仕事の内容」です。工場を見学した際にも、具体的にどういった業務を行うのか、どんなものを開発しているのかなどを細かく聞きました。ひとくちに設計と言っても、製品の内側と外側とでは考え方が異なります。自分のやりたいことを整理して、就職先を見極めることが大切です。
過去に治具を設計する中で、何度も失敗が続いたことがあります。製品を破損させてしまったこともありました。でも、今では「失敗しないとわからないことがある」と思えるようになりました。これから入社するみなさんにも、失敗を恐れすぎずに挑戦してほしいと思っています。